交通事故に強い弁護士

私の父は,交通事故直後,外傷性クモ膜下出血などの診断を受けていましたが,高次脳機能障害であることがわかりました。後遺障害等級の認定は受けられるのでしょうか?

高次脳機能障害は,交通事故や転倒などによる外傷性脳損傷や脳血管障害・脳腫瘍・脳炎などの疾患により発症し、脳の一部が損傷を受けることで,記憶,意思,感情などの機能に障害が現れる傷病です。受傷・発症しても,身体的な後遺症を残さない場合が多いため,外見上障害があることがわかりにくく,また,障害の程度によっては本人も気づかないということもあります。

高次脳機能障害とは、脳の機能の中でもとくに高度な機能の障害ですので、交通事故による受傷の場合,事故による後遺障害として認めてもらうためには,まだまだハードルが高い障害といわれています。病院で高次脳機能障害と診断された方を含めて,高次脳機能障害として後遺障害等級の認定を受けようとする場合,他の障害の立証も含めて,申請は慎重に進める必要があります。高次脳機能障害自体の立証についても,実際の症状に応じた後遺障害等級の認定を受けるには,適切な検査・診断と申請書類の作成および添付する医証が大きなポイントになります。

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